浅倉透のpSSRを読んだ話(Trueネタバレあり)
タイトルにも書いたけどTrueのネタバレがっつりしてるから自力するまでネタバレNGオタクはブラバね。(あとそこそこかなりめっちゃ長い)
ちらほら呟いてたけど樋口円香ぶっ刺さりオタクなので、関係性的にも引けたらいいなぁくらいで10連引いたら
いや好きすぎか??????????てか樋口でドブりそうだから勘弁して欲しい。
浅倉透はpR(初期配布)WING優勝まで持ってって「天然不思議ちゃん(顔がいい)」だなぁってのが最初の感想だし、なんなら財布ないわで散々ネタにされてるし、どーしてもそういう先入観でpSSRもプロデュース始めるわけ。これはしゃーなくない?
ここから一応個別イベ順でさらっと。
1こめで「今やりたいこと、今大事にしなきゃ」つってきたし、なんかなんも考えてなさそうってか、あえて良い風に言えば刹那的に生きてる感じ(いい意味かコレ?)だなぁって割と初期と変わらん印象で進んで。
2こめもバスストップめっちゃ押したい所まではそんな感じで読み進めてたんだけど、そこから急に流れが変わって
「昼光ってるものってみえないんだね。夜なら見えるのに」
え、もうタイトル回収する?いやタイトルって言うかユニット名。ここ完全に夜光虫(Noctilca)じゃん、っていう。
ノクチルってのは「いままでは光っていることに気付いてもらえなかった子(あるいは子たち)の物語なのか?あるいはそれを如何様に光ってるように見せるかっていうプロデューサーの意志の現れなのか?」っていう解釈になったわけだけど。どうかなぁうーん。
でもそれ以上に浅倉のセリフに対する違和感が凄くて。「あれ?天然不思議ちゃんじゃなくて、めちゃめちゃ思考力はあるけど諸々すっっっっっとばして口に降りてくる子じゃね?」って思っちゃったもんだから、先入観がガラッとひっくり返ったわね。
たぶんいままではそういうのすっ飛ばした感情だけでうまいこと生きてきた人間で、だからこそ考えなし(あるいはそう見える振る舞いが目立つ子)だったんだろうけど、アイドルやってくなかで思考の深掘りをさせていくというか、そういう意味での成長が光ることに繋がってきそうな子だなぁ。と。
んで3、4こめ。ここはpRの優勝後で匂わせてたP恋に少し踏み込んでるかなぁ〜とは思ったけど、別にP恋に関してはそんなに思うところがないのでスッと流しちゃった感じ。ありえん一通でかわいそう、でもこれはP恋アイドルあるあるか。強いて言えば3こめの選択肢でギャルゲかよって突っ込みたくなったのと映画のセリフに心情吐露させるのは好きな表現だなぁってとこかな。
ここからTrue。
最初に「星。いっこ光ってるなって」つってるところでコレはアイドルの暗喩だろうなぁとは思って、そのあと浅倉がめっちゃ「世界中」っていうワンフレーズにこだわるから、やっぱアイドルの世界観について話したいんだな(メタ的に言えば、作者の気持ちを答えなさい的な)という風に読み進めて、
「誰かのものじゃないといいなって思っただけ。ここが」
いやいやいやいやいやめっちゃアイドルやる気出てきてるじゃん。最初は雰囲気でなんとかなる的なこと言ってたのに〜〜〜〜〜っていう成長描写、いいね。
んでここからの星が増えてきて最初の星が見えなくなるっていう話の持って行き方。
アイドル、無限にいるし、その中でいっとき光り輝いていた子が徐々に埋もれていく……なんてのはザラにあるわけで、その暗示かなぁと。いやいやTrueなのにちょっと暗くない???なんならいつものイケメンシャニPも消失してちょっと弱気になってるし。
でも浅倉は強くなってて。
「誰のものでもないんだったらさっきの星を見つけられる」しかも『一生のうちにやりたいこと』を引き合いに出してまで、こう口にする。
ってところでおわり。
なんか、WINGのあとにファン感とかGRADも実装されてて、初期の頃に比べて「True終わりのまだまだ俺たちの戦いはこれからだ!」感をプレイヤー視点でも感じ取りやすくなってはいる状況だとは思うし、だからこそ「"アイドル"浅倉透の第一歩」としてはこれ以上ない出来だと感じたストーリーでした。シャニマス is 文学。
途中で挟んだノクチルの解釈に関してはヒナナだけまだpRすらプロデュース出来てないのでホントにそうなのか?って思うところもあるけどまあ第一感想ってことで。他の3人にはわりかし当てはまってるんじゃないかな……とは思う。個人的にね。
明日のガチャ更新が怖いよ。
おわり。